2023/10/26月例祭共励まとめ

🔹本日の御教え🔹
みな、おかげをくださいと言うが、果たして本当のおかげを知っているのか。
自分の思うとおりを聞いてくださるのがおかげとは限らない。
死んでおかげの者もあり、命をつないでもらっておかげの者もある。
すべてこの世のことは天地金乃神のご支配であるから、神に任すよりほかはない。
信心していればその時は都合が悪いようでも、神の仰せにそむかないでいると、後になってから、あれもおかげであった、これもおかげであったということがわかってくる。
これがわかるくらいの信心をしなければ、信心するかいがない。
🔸共励のまとめ🔸
氏子がAという願いを出しても、神様はBという道を示されることがある。
神様はAが間違っているから氏子の願いを退けているわけではなく、Aの願いも分かって受け入れてくださりながら、Bを示されている。今はBに進み、時節がきたらAもおかげをくださる。
氏子の側は自分の思い描く通りにならないので、苦しむこともあるし、疑問を持つこともあるし、一時よくなるどころか逆に悪くなるように見えることもある。しかしそれこそが氏子の助かる道筋で、そのおかげが後になってわかるようになる。
例えば自分の苦しみに蓋をしていた方が、お取次によってその蓋が取れ、吐き出せるようになると、心身に不調が出て、一見悪化したように見えた。
それは神様のお働きにより、魂の傷から膿が出るようなもの。
神様が膿を取り払ってくださることで、それでやっと家族や周りの人に気づいてもらえ、親子のあり方という根っこからのおかげになった。
心の苦しみが楽になるようと願う(A)が、逆に苦しみが噴き出す(B)も、それが根っこからのおかげに繋がっていった。すべておかげになると分かって、信心させて頂きましょう。